ロフト・ライ調整したアイアンの2年後
よくお客様に 1回ロフト・ライ調整したアイアンは使用後に戻ったりしますか?」と聞かれます。
そして雑誌やテレビでも「車に入れて走っても、飛行機に乗ったらロフト・ライは狂う」と聞きます。
また鉄は元に戻るとも聞きます。
そこでここに2年前にメーカー値に調整したX-14プロシリーズがあります。
この2年間で車に乗った回数・・・約100回
(練習とコースでだいたいの数)
宅急便を利用した回数・・・片道で約10回
(アイアンカバーを付けてなくアイアン全体をタオルで巻いた程度です)
飛行機に乗った回数・・・片道で約10回
(アイアンカバーを付けてなくアイアン全体をタオルで巻いた程度です)
回数は正確な記憶ではありませんがだいたいこんな感じだと思います。
雑にはしておりませんが、あまり丁寧にも使っていませんでした。
クラブを投げた事もあったと思いますが、
全体的に普通に使った状態です。
写真と説明文のみでしか証明出来ませんが再度計測してみました。

その結果・・・


ロフト42度、ライ角64.5度でした。
これは#9で調整した数値とまったく変わりありませんでした。
#3〜PW全て計測致しましたが2年前の調整後とまったく同じでした。
この結果のみから思われるのは・・・
「車や飛行機に乗っただけでも数値は変わる」と言う事はないと思います。
ロフト・ライ調整で一番難しいのは計測する事です。
曲げる事は難しくありません。
しっかりとバックフェース側から押さえ、100%完全にセット出来ないとロフトもライ角も測定できません。
100%完璧にセット出来たと思っている場合でも全然ずれているケースが多いのだと思います。
事実他店様にて調整されたクラブを当店で再計測させて頂いたケースがありました。
かなり丁寧なお店様と聞いておりましたがそれでもメーカー値±0.8度はありました。
逆に当店で調整されたのを他店様で測定してもおそらく違う数値が出ると思います。
ですが当店は何回計測しても同じ数値が計測されております。
作業後にも2回同じ数値が計測出来て作業が終わります。
そのため車や飛行機に乗って数値が変わると言うのはちゃんと計測出来ていないからだと思います。
同じく鉄は戻る習性があると言うのも同じだと思われます。
これはステンレスヘッドでの結果です。
また1セットのみでの結果ですので言い切れはしない結果かも知れませんが、
おそらくこの結果で間違いないと思います。
次回はFORGED(軟鉄)で研究したいと思います。
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